僕がギターを弾くようになってから初めて買ったエフェクター は?というと、いまひとつ覚えていません。
多分、歪み系エフェクター だった気がします。
(B0SSのオーバードライブではなくRATだったような。もしくは先輩にもらったMAXONのエフェクター ?)
当時はイングヴェイ・マルムスティーンに憧れて、コードネームもロクに知らないのに速弾きの練習ばっかりやってました。
スーパーギタリスト成毛滋氏おすすめの良く歪むグヤトーン(Guyatone)の練習用アンプも使ってました。
数年してから買ったのがマルチエフェクターの一号機(多分)。
Roland GP8という機種で1Uラックのマルチエフェクターに専用フットスイッチをつないで、というモノでした。

コンパクトエフェクター の接続がいちいち面倒だったこともあり、「一台で済むなんて何て楽なんだ」という事でずっと憧れていた機材でした。


高校生だった僕には即金で買える財力もなく、機材を買う為にアルバイトに励みました。
バイト歴は郵便局の年賀状配達、友人の紹介で工務店のお手伝い、スーパーマーケット内の魚屋さんなどです。
(この魚屋さんバイトは高校卒業前までずっとやってた覚えがあります。)
このマルチエフェクターで音を作り込んでバンドリハでスタジオに行くのですが、他の楽器を合わせると音が埋もれる埋もれる。
「こんなはずでは?」という事が多々ありました。
そうやって失敗を重ねるうちに気が付いたのが、バッキングとソロの時では思った以上に音量レベルを変えないと成り立たないこと。
(1:2くらいでしょうか?)
家で弾くのとスタジオでリハをするのでは音の抜けも大違い。
これがライブになるとなおさらです。
ライブだと「いつものセッティングなのに音が違う」ということが多々あります。会場の温度だったり、お客様の入り具合でかなり変わります。

「新宿21世紀」での演奏もそうですが、マルチエフェクター だと「いつもと違う」という時に音量やエフェクトの度合いを微妙に変えるのがかなり不便。
こんな時はツマミをすぐに触れるコンパクトエフェクター の方が便利、となります。
とはいえ、GP8以降はSONY GP5やBOSS GT-6などマルチ系をずっと使っていました。使っているモノを中古で売って、それを元手に新しいのを買うという流れです。(まあ、どれも使いこなせず、という感じでしたが)。
現在はマルチエフェクター の中ではかなり軽量なBOSS GT-1にコンパクトエフェクター を少しプラスする、という形で演奏しています。
最近のJ-POP系は益々、音色が多様になっています。
音色の追求も引き続きしながらしっかりと演奏したいと思います。
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